【市川隆久の不動産視察レポート】フィリピン

コラム  2019/08/12

みなさん、こんにちは!
市川隆久です。

本日は、今年の2月に行ってきました
フィリピンの視察レポートをお送りしたいと思います。

 

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フィリピンマニラのビジネスの中心地のマカティ内で
最後の大規模な再開発用地のCircuit Makati。

 

 

元は競馬場でした。そこにオフィスや店舗、住宅の建設が進んでいます。
こちらもアヤラが開発を手掛けていますが、
最近ではオフィスの区分分譲も盛んになっています。

オフィス一区画あたり約90㎡で
5000万円くらいの価格と強気な設定の気配ですが、
それでも売れている模様。

フィリピンでは元々物件の60%は
フィリピン人にしか売れない決まりがありますが、
その中で毎年のGDPの10%を占める
フィリピン人の海外在住者からの
送金3兆円の約半分の1.5兆円がフィリピン国内の不動産の
購入資金になっているという話もあります。

 

 

アヤラのあるブランド購入者の外国人の内、
一番多いのは中国人のら30%、その次は日本人で25%、
その次はシンガポール、台湾と続きます。
日本人多いですね。

 

個人的にはフィリピンは東南アジアでも
今後も期待ができる国だと思いますが、
不動産は個別の評価の差が激しいので、
商品、価格、立地、売主、
販売において正しい判断が必要になります。

 

 

しかしこの国への期待は大きく、
日本のデベロッパーが東南アジアに進出するなら
個人的にはフィリピンが一押しですね。

 

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それではまた、コライチをお楽しみにして頂ければ幸いです!