みなさん、こんにちは!
市川隆久です。
今日は、【私が海外不動産事業にたどり着くまでの話 Vol.1】
の続きを、お届けしたいと思います。
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前回のお話しはこちらです▼
私がリクルートで仕事をしたのは、その2ヶ月間だけでした。
私は入社式で、配属をリクルートの子会社の環境開発株式会社
(後のリクルートコスモス、現在のコスモスイニシア)に出向になり、
当時は全く思ってもいなかった不動産業界に足を踏み入れることになったのです。
リクルートは当時、従業員2000名の会社でした。営業マンの電話営業のマニュアルや、
毎日の営業のロールプレイングなどシステムは確立していましたが、
いきなり新規開拓の営業やノンテリトリーでの無差別営業など、
結構ヤンチャなやり方をしていました。
そこで学んだことは、
①ニーズがある会社にアプローチすること
②決定権のある人と直接話してアポイントを取ること
でした。
私のいた部署は中小企業がお客様だったのですが、
とにかく新規開拓が使命であり、かといっても先輩からは何も出てこない、
結局、新聞の求人欄や他社の求人広告の会社に電話して
「御社の人材採用に今の広告よりも素晴らしい提案が出来ます」という提案をします。
それも中小企業なので社長に直接話しをしないと進まない。
だから、いきなり「社長さんいらっしゃいますか?」という電話トークから始めるのですが、
これが、やっているうちに気がつくことがありまして、半分くらいは社長に繋がり、
忙しい社長に端的に用件を伝えると、
10件に1件はアポイントが取れる、ということでした。
そして、先輩や上司に同行してもらい、
訪問していくと、10件に1件は決まる、ということでした。
もっとツボを押さえると倍くらいの確率にはあがるかな、とは思いますが、
リピート営業とは異なり、新規営業の本質は、真面目に回数をこなすこと。
これをそこで学んだと思います。
これは、その後の仕事の考え方や部下指導にも役に立って来ましたが、
独立した今も基本に戻ることの大切さを身をもって実感しています。
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このお話し、まだ続きますが、今回はここまで。
またの更新をお待ち下さい。
▼前回のお話しはこちらです