みなさん、こんにちは!
市川隆久です。
今日は【脅迫観念を植え付ける不動産営業】について書きていきたいと思います。
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海外不動産を買う理由に、日本が不安だ!ということを聞きますが、
私はいつも「本当に?」という思いがあります。〇〇が不安だ、、
だから〇〇しましょう!というのは、古典的な「不安を煽る」ことによる、
手法による「思い込み」から来ている、と思うことが多いです。
この手法は、保険も一種の「不安解消」であり、預金も同じ感覚がします。
行き過ぎれば、いわゆる宗教がかったことまで、日常普通に目の前にある様相です。
私も不動産営業マンを30年以上やっていますが、売る側の手法として、意識して、
或いは無意識のうちに、言い換えれば、悪気無く、行っています。
いわゆる「動機付け」には有効なのでしょうね。
動物は人間も含めて「身を守る」本能があり、生きていくためにも大切な本能です。
私がある種の違和感を覚えるのは、投資とは、
人間の本能的な「守る」という行為とは対極的な位置にある、と思うのですが、
海外不動産投資の切り口を「日本の将来不安」から始めること、
もしくは始める人、が、どうもしっくりこない、ということなのです。
長年マンション営業やマーケティングをして来た私は、売れなくなる時は、
決まって「将来が見えない」とき、でした。一気に価格が下がりながらも、
不動産価格で言えば、20%程度下がれば、過去は売れて来ました。
実需でので市場はそうでしたが、投資の市場は、常に、儲けたい、という色気があります。
その色気が活力となり、投資市場が成り立っている、と考えると、
不安を煽る?意味は何?投資市場は逆張りじゃないの?と思うので、
そんな営業マンからは全く根拠がない提案を受けますよ!と言いたいですね。
それよりも、不安な局面を冷静に対処する、
という、投資の基本、を大切にして欲しいと思います。